嗤うSchizophrenia

統合失調症持ちの考えごとブログ

ロボットは歌わない。

「我々の祖先はネアンデルタール人と共に歌っていた」という言質を聴いた。

詳しい話は忘れたが、何ともロマンのある話である。

 

 

さて、現在我々は現代とSFの境にいる、そんな気がしてならないのだ。人工知能アルゴリズム等、正にSFの世界の出来事のような事象を人類は獲得し出している。

 

私は考える。

この先、科学技術が発達していけば、アルゴリズム等で人の人格をコンピュータ上で再現出来たり、あるいはそれを通して人格の交換すら行えるようになるのではないか、と。更に、ロボットに人格を持たせたりも出来るのではないか。

正にSFの世界である。

 

人類は、意図せずして“ヒトの再現”を目指して科学技術を発達させてきた。そう考えるのは少し穿った見方だろうか……。

 

しかし、それは必ずしも喜ばしいこととは限らないのではないか、そうとも思う。ヒトが、人類が、交換可能な、ある種の“パーツ”に成り果てる可能性もあるからだ。

ヒトは元来は交換不可能な、独自性を持った存在である、と私は考えている。しかし、そんなSFの世界が到来すれば、人格はアルゴリズムで何らかの矯正が出来、そして身体が気に入らなければ人格を他の身体に流し込めば良い。人類は自由になれる。

だけれども、そうなった時に、ヒトは個人の尊厳を保っていられるのだろうか?答えは分からない。

 

ただ、言えることは、人工知能のそれにしても、人格を構築させたそれにしても、ロボットは我々人類と歌うことはない、ということだ。勿論、それは答えではない。今のところの私への、そして貴方への問い掛けだ。

 

ロボットは歌わない。

我々はその答えを見ることが出来るのだろうか?