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駆け擦りエロスに後追いタナトス

今日の貴方は昨日の私

利己と利他の狭間で。

雑記

ヒトは矛盾の中で生きている。

 

生きるのに、不動である事以上に安全な事はない。しかし、生きるには動く事が必要になる。

不動である事は安らぎであり、動く事は刺激である。そのどちらも必要であり、しかしながらどちらもが命を削る事でもある。当たり前のように生きていても、その絶妙な矛盾の上に生きているのだ。

 

それは個人だけでなく、自分と他人との関わりでも同じではないだろうか。

人間関係の妙とは即ち、「利己と利他の狭間に生きる」という事ではなかろうか。強き利己も強き利他も、自他のになってる関係を壊しかねない。しかし、利己と利他の完全なる合致とは、それは矛盾以外の何物でもない。

つまり、人間関係も矛盾の中に成り立っている、と言えるだろう。

それでも人間関係から逃れず、むしろ求めるのもまた矛盾であろう。

 

さらに話を拡げるならば、人間社会そのものが矛盾である、とも言える。

消える地域性、簡便なグローバリズム

人間性か、機能性か。

右か左か。

 

一つ言うなれば、矛盾は絶対に其処にある。避けようのない事実だ。ならば、其の矛盾を忌避するのではなく、まずは受け入れ、そして操作の術を身に付けるしかない。それが、矛盾を超克出来る唯一の方法ではないだろうか。

 

人は生き、そして死ぬ。それもまた矛盾である。しかし、其れほど幸せな矛盾はない、と考える。